令和元年度土地家屋調査士試験受験案内が公開されたので前年度と比較してみた

令和元年受検案内 調査士の概要

受験申請期間と試験日を確認しよう

令和元年度に実施される土地家屋調査士試験のスケジュールが発表されたので確認しておきましょう。

  • 2019.07.29
    受験申請受付開始
  • 2019.08.09
    受験申請締切
    郵送の場合は8月9日の消印有効
  • 2019.10.20
    筆記試験
    午前の部、午後の部
  • 2019.11.21
    択一正解・基準点発表
    午後4時公開予定
  • 2020.01.08
    筆記試験合格発表
    午後4時公開予定
  • 2020.01.23
    口述試験
  • 2020.02.14
    口述試験合格発表
    午後4時公開予定

前年度からの変更点

令和元年度と平成30年度の受検案内を比較して、前年からの変更点を確認しました。確認できた変更点は2点です。

マスク、ハンカチ、タオル、ポケットティッシュ及び膝掛けの利用が認められた

(8)試験時間中は,受験票,時計又はストップウォッチ(略),前記6. (2)の筆記具等(略),キャップ付きペットボトル飲料(略),マスク,ハンカチ,タオル,ポケットティッシュ及び膝掛け以外のもの(略)は机上又は机の中には置かずに必ずかばんの中にしまってください。なお,マスク,ハンカチ,タオル,ポケットティッシュ及び膝掛けについても,試験監督員が試験の公正な実施を妨げるおそれがあると判断した場合には使用を認めないことがあります。ただし,事前に特別措置の申出をし,許可を受けたものは除きます。

特筆すべきはポケットティッシュの使用が認められたことです。鼻炎の人に朗報なのはもちろんのことですが、ペンで清書したときの余分なインクを吸い取るのにも使えそうです。乾くのを待つ必要はありません。

那覇地方法務局へ持参で提出する場合の追記

地方法務局(那覇地方法務局を除く。)へ提出する場合は、筆記試験受験票(はがき)に郵便番号、住所及び氏名を記載して、郵便切手(62円)を貼ってください。

「那覇地方法務局を除く」の文言が追記されました。地理的な関係から、那覇は地方法務局ながら唯一郵送による受験申請が認められていたり、いろいろ特殊です。

街並み

現行民法で受験できる最後のチャンス!

民法は明治以来の120年ぶりと言われる大改正が行われ、一部を除き令和2年4月1日から施行されることが決まっています。

土地家屋調査士試験は、例年その年の4月1日現在において施行されている民法から出題されるため、来年(令和2年度)の土地家屋調査士試験は改正民法から出題されるものと思われます。

意思表示や時効など、試験によく出る内容も改正されます。改正点は出題されやすく、改正点への対応は受験予備校に通わなければ困難なので、いろいろ大変です。なんとしても今年で決めちゃいましょう!

中途半端に勉強する人が一番損します!

7月に入ると、各受験予備校の答練も終了し、いよいよ本番に向けてラストスパートの雰囲気が高まってきます。

ここで忘れてはいけないのが、母集団が最大規模の東京法経学院の全国公開模試で出題された内容を取りこぼすとそれだけで命取りになる可能性があるということです。

普段は受験予備校を利用していない人も、全国公開模試だけは受験するようにしましょう(毎年「満員御礼」で締め切りになっていくので早めの予約をおすすめします)。

全国公開模試

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