法務省のホームページにて、平成27年度土地家屋調査士試験の最終結果が発表されました。早速前年の最終結果と比較してみました。
H26とH27の比較
平成26年度 | 平成27年度 | |
---|---|---|
平均年齢 | 39.06歳 | 38.99歳 |
最低年齢 | 22歳 | 21歳 |
最高年齢 | 69歳 | 76歳 |
東 京 | 156 | 173 |
大 阪 | 55 | 60 |
名古屋 | 60 | 47 |
広 島 | 25 | 20 |
福 岡 | 51 | 43 |
那 覇 | 4 | 11 |
仙 台 | 23 | 21 |
札 幌 | 9 | 9 |
高 松 | 24 | 19 |
計合格者数 | 407 | 403 |
うち男 | 391 | 376 |
うち女 | 16 | 27 |
総合合格点 | 74.5点 | 73.5点 |
択一足切り | 35.0点(14問) | 32.5点(13問) |
書式足切り | 30.0点 | 30.0点 |
択一逃切り | 18問 | 18問 |
出願者数 | 5754 | 5659 |
受験者数 | 4617 | 4568 |
合格率(対出願) | 7.07% | 7.12% |
合格率(対受験) | 8.82% | 8.82% |
合格者の多様化が進んだ
ここ数年ではもっとも高齢の方が合格されています。また、女性の合格者数が16人から27人へと大幅に増加しています。合格者の属性の多様化が進んでいるといえるでしょう。
なお、筆記試験の合格発表の時点で人数をカウントしたところ405人だったので、最終合格者数は2名少ないということになります(事情により口述を受験できなかったのか、残念ながら不合格になったのかは不明です)。
結果として合格率(対受験者数)は8.82%と、前年と全く同じという結果になりました。
択一の逃げ切り点は今年も18問だった
平成26年度の本試験と同様、平成27年度も逃げ切り点は18問でした。つまり9割の得点が必要ということになります。
年が明けてしばらくすると予備校で答練が始まります。最終的に択一で9割の得点を取ることが目標だと肝に銘じて答練にのぞみましょう(実際には難易度の高い問題が出る場合もあるのでなかなか難しいとは思いますが、コンスタントに答練の択一で9割取れるなら相当合格は近いでしょう)。
答練はその日のうちに必ず復習し、間違えた箇所には付箋を貼ってすぐに検索できるようにしておきましょう。これが将来的に本試験直前のあなたを助けることになります。
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