使い込んだテキストは実務でも使い続けよう
試験合格後に、安易にテキストを処分してはいけません。そのテキストは、あなたの知識の源です。
もし実務で疑問点がでた場合でもすぐに該当箇所を開くことができ、確認することができます。教科書と実務は違うとよくいわれますが、どう違うかを把握するのもまた勉強にもなるのです。
合格したときのテキストはあなたの相棒ともいうべき存在ですが、受験期間が長ければ長いほどボロボロになっているものです。
無理にページを開けて背割れしたり、ページが抜け落ちてセロテープで張り付けている人もいるのではないでしょうか?
そこで、使い込んだ本を蘇えらせる方法を確認していきましょう。
図書館に学ぶ、本の補修方法
表紙をコーティングしよう
図書館で本を借りると、必ずと言っていいほど表紙がビニールシートでコーティングされています。これは、書籍を補強し、汚れにくくする(汚れても拭いたらすぐにきれいになる)ためです。
通常図書館で使用するのは業務用の大きなものですが、個人でも気軽に買えるサイズのものが市販されています。テキストの表紙は薄くて破れやすいことが多いので、長く使うことも考えて補強しておきましょう。東京法経やLECのテキストであればたいていA4サイズでおさまるでしょう。
背割れや抜け落ちにはビニール糊(のり)
本を使い込んで背割れしたり、ページが抜け落ちた場合にはどういうふうに補修していますか?
セロテープで貼り付けて補修したものの、セロテープが劣化して剥がれたり跡が残ってしまった・・・という経験のある人も多いのではないでしょうか。
図書館でよく利用されている、知る人ぞ知る本の補修アイテムがビニール糊です。ビニール糊は乾いたときに伸縮性がある糊で、背割れやページの抜け落ちを補修して、これまでどおり使用することができます。
透明タイプなので、破れたページに塗りつけて補修することもできます。接着力も結構強いので、塗り過ぎないのがコツです。私はうれしくなって昔の本をいろいろ引っ張り出してきて補修しちゃいました。
専門用品なのでアマゾンや楽天などでは販売されていません。図書館用品を主に取り扱う「伊藤伊」という会社の入力フォームから直接注文する必要があります
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