申し込み数は東京法経学院が圧倒的だった
本科、答練を含めて、講座の申し込み数は東京法経学院が圧倒的に1位です。他校が評価を上げているとはいえ、やはり1位の東京法経とは大きな差があるのを実感しています。
他校のキャンセルが多いところを見ると、迷って結局東京法経にするという人が多いのかもしれません。
その理由を私なりに分析してみました。
東京法経のみの過去問がある
平成11年度以前は本試験問題の持ち帰りが許されていなかったため、受験者の記憶などを頼りに問題を再現する必要がありました。したがって調査士の受験業界への算入が遅かった予備校には古い過去問の蓄積がなく、事実上、古い過去問題を公開できているのは東京法経だけです。
そのため、東京法経の過去問は誰もが通る道ですが、それなら基礎講座や答練も東京法経でと考えるのは自然な考えです。そのほうが解説の方法や書きぶりに一貫性があり、勉強も効率的だからです。
答練の本試験対応が早い
前年の本試験の傾向を踏まえて、圧倒的な早さで答練が作成されます。あまりにも早すぎて年に1回くらいは疑義が生じるような問題が混じることもありますが、毎年新問を急いで作る副作用みたいなもので仕方ないところでしょう。
なお、平成24年の本試験から書式の出題形式が変更になっています。それまで事件の概要説明文の後に問題が出題されていたものが、先に問題が配置され、その後に文章が記載されるようになりました。これにも東京法経は翌年から答練で対応していました。
アフターサービスが誠実
合格後の測量基礎講座『実務測量の基礎講座』や泊まりがけでの測量実習講座『土地家屋調査士のための測量実務研修』を開いているのは東京法経だけです。また、土地家屋調査士業界の最大規模の求人サイトも併設されています。
受験生をきちんと巣立っていかせ、信頼を勝ち得るという誠実な姿勢はもっと評価されてもいいと思います。
サイト開設から1年たちました
早いもので、サイト開設から1年たちました。おかげさまで訪問して頂ける方も着実にふえています。とはいえ、爆発的に増えたというわけでもなく、やはり土地家屋調査士の受験業界は狭いなぁという実感もあります。
今後も微力ながら一般の人に土地家屋調査士について興味を持ってもらい、受験生のみなさんにお役に立てるようコツコツ更新に励みたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。
なお、当サイト調べによる講座の申し込みランキングは次のように東京法経学院の上位独占となりました。
新・最短合格講座(東京法経学院)
初学者向けの基礎講座『新・最短合格講座』(通信)が1位でした。
基礎講座は必要最小限にとどめ、一日でも早く演習に入るという短期合格のツボをおさえつつ、価格もリーズナブルなためでしょう。下記の記事でも書いていますが、答練は必須です。できれば答練は通学を選択しましょう。
⇒ 土地家屋調査士『新・最短合格講座』を使って短期合格を狙う方法
合格講座パックプラン(東京法経学院)
一度基礎講座を受講したことのある中上級者向けコースが2位でした。
もともと定評のある答練に加えて、今年は『合格データベース』を用いた企画枠の『択一過去問/徹底解明講座』が有望ということもあり、申し込みが多いようです。
⇒ 独学?答練?土地家屋調査士試験の本試験後に学習者が選択すべき方針とは(合格講座パックプランについて)
本科’19+合格直結答練’19(東京法経学院)
基礎講座の王道中の王道『本科』が3位でした。
時間に余裕が有るのであれば受講生同士の横のつながりが持ちやすい本科も有力です。講師との相性もあるので体験受講するのもいいでしょう
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