土地家屋調査士合格のためにどの講座を選べばいいのか考えてみた

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どの講座を選ぶべきか

毎年測量士補試験が終わると、各予備校の来年度に向けた基本講義が開講され始めます。

一昔前に比べると受験生自体が減少し、予備校の寡占化が進んで選択肢も少なくなってきましたが、どの講座を受講するかによって大きく明暗がわかれるのも事実です。

そこで土地家屋調査士合格のためにどの講座を受講すればいいのか検討してみました。

古い教材は使うべきではない

よほどの金銭的な理由が無いのであれば古い教材を使うのはおすすめしません。

平成17年3月の不動産登記法の大改正に対応しているのであれば使えなくもないですが、その後も細かな改正が繰り返されているため、余計な労力が増加して勉強に集中できなくなってしまいます。

また、あとで答練のみ申し込もうとした場合、答練分は割高になってしまう場合が多いからです。

古い教材が使えるのか考えてみた

答練と模試が付属した講義を選ぶべき

基本講義だけ受講するのはおすすめしません。実戦形式の場数がものをいう資格なので、答練や模試は必ず将来的に受講することになります。どうせ受講するのであれば、割引のきく早い段階でセットで申し込むべきです。

街並み

王道は本科(通学)

時間的な余裕のある今からであれば本科(通学)クラスの受講をおすすめします。その理由は以下の2つです。

基本講義の疑問点を即座に質問できるのは本科だけだから

各予備校の通信の基本講義では、疑問点がでたときに質問票を送付して返答してもらえるサービスがありますが、郵送によるタイムラグが発生し、知りたいときに知ることができないという大きなデメリットもあります。

そこで、可能であれば基本講義も本科を受講することをおすすめします。
2019年度 土地家屋調査士 合格講座パックプラン

他の受験生と交流を深めやすいから

年が明けて2月ごろから本格的に答練が始まると、多くの答練生が流入します。

答練だけ受講される人にも優秀な人が多いですが、答練は試験時間が長く、解説もわからないところだけ確認したら退出してしまう人もいるためなかなか交流をもてる雰囲気になりづらいものです。

そこで、時間的余裕が有るのであれば本科から受講することを強くおすすめします。

土地家屋調査士は強制加入団体があり、業務を行ううえでも同業者との交流は必要不可欠です。

受験生時代に多くの人に知り合って、かけがいのない戦友を作っておけばお互いに高め合い、あなたの人生にもプラスになるはずです。

土地家屋調査士の特徴として、本科(通学)の受講生は本気受験層ばかりなのでかなりの確率で試験をクリアしてきます。

その年に合格できなくても続けていればその人は近い将来合格し、同業者となることでしょう。他の受験生と交流しておけば開業時点で助けあうこともできるはずです。

注意点として、受験生時代は教える人にもメリットがありますが(考え方を整理して理解を深めることができるので)、開業後はお互いプロなのでギブアンドテイクの精神で長い付き合いができるように心がけましょう。
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