答練と模試の答案はその場で保存しよう
通学で添削サービスのある答練や模試を受講した場合、答案は試験終了後に回収され返却は数週間後になります。解説講義は試験実施直後に行われるため、自分がどこを間違えたのかくらいは把握できると思いますが、答案が手元にあればより自分の間違った部分が鮮明になり復習効率もアップするのは間違いありません。
そこで、試験終了後に答案を回収される前に保存する方法を考えてみましょう。
※ 断りを入れるまでもないと思いますが、あくまで予備校で行われる答練と模試についての話です。本試験本番で撮影等をすることはできません。
コピー機が近くにある場合
コピー機を利用すれば答案をほぼ現物通りに保存できるのでこれがベストの方法です。予備校に有償のコピー機が備え付けられている場合には迷わず利用しましょう。試験運営者の答案回収に支障が生じないよう、人より早めに解答を終わらせる必要があるでしょう。
デジタルカメラを使う方法
近くにコピー機がない場合に保存する方法としてデジカメを使う方法があります。メリットとして、完全に無音で撮影できるので他の受験生に迷惑をかけることもありません。また、記録媒体(SDカード等)を利用することで、コンビニで直ちにプリントアウトすることも可能です。
デメリットとして、データのままでは内容を確認しづらいらいということと、ただえさえ勉強道具が多いのに新たな機器を持ち歩くぶん、かさばってしまうという点があげられます。
スマートフォンのカメラで撮影する方法
スマートフォンのカメラで撮影し保存するというのが一番有力な方法だと思います。スマートフォンのメリットとして下記の3つがあげられます。
常時携帯しているので手軽であること
データのままでも拡大縮小など閲覧しやすいこと
ネットワークプリントサービスによりコンビニで印刷できること
予備校の近くにファミリーマート、ローソン、サークルK サンクスがあれば即座に印刷できるので便利に利用できるでしょう。ただし縮尺が変わってしまうので精度の確認には向きません。
⇒ ネットワークプリントサービス
デメリットとして、アプリを利用して対策を施さないと、派手なシャッター音が静寂に包まれた会場に響き渡ることになります。カメラの音を消すアプリとして、iPhoneの場合は「OneCam(マナー・連写) 〜フリックで簡単シェア〜」(有料)、Androidの場合は「鷹の爪の無音カメラ」(無料)の評判がいいようです。無音カメラアプリの非常に健全な使い方だと思います。画質が悪いと印刷時にぼやけてストレスがたまりますので、なるべく評判のいいアプリを使いましょう。
⇒ 土地家屋調査士 全国公開模試