土地家屋調査士受験で直前期になったら読んでほしいこと。合格を勝ち取るために贈る言葉

パソコンを読む男性 学習方法の検討

直前期にくじけそうになったら読んでください

直前期に息切れし、勉強が嫌になることは珍しくありません。テスト前に部屋を掃除してしまうあなた、要注意です。そんなときはこのページを思い出して読んでみてください。

答練ロス症候群に対応しよう

※平成30年度から試験日が10月下旬に変更になっています

9月も中旬になると、全ての答練が終了し最後の模試も終わってしまいます。本試験が10月の下旬頃なので、およそ1ヶ月半の空白期間があるということになります。これまでは週末に答練を受けてペースメーカーとしていた人にとっては、いきなりフリーな時間を与えられて戸惑い、勉強から遠ざかってしまうことがあります。これを答練ロス症候群といいます(勝手に命名)。

この答練ロス症候群に対応するためには、9月に入ったら答練が終わることを認識してスケジュールを立てておくことが重要です。スケジュールのコツは以下のとおりです。

新しいことをしない
主戦場は択一であることを意識した勉強
質より量を心がけ、書く必要のあることは最小限に留める
あれもこれもとやろうとしない

直前期の空白期に単発講座を入れてペースメーカーとする

実戦答練を受講してきたという事実は大きな宝の山です。直前期は基本的に新たなことをせず、答練の間違った箇所を復習して有意義に過ごすべきです。

自分の意志に自信がないという人には、直前期に開催される単発講座を入れるという方法があります。例年満員御礼となる講座で、本当の直前期の10月中旬に開講されるので、モチベーション維持、ペースメーカーとしての効果も期待できます。

※今年の実戦答練の受講者のみが受講できるという実戦答練の復習講座です。通学のみで、2018年は全国7会場で開講されるようなので、通学圏内にあるのであればなるべく参加しましょう。
土地家屋調査士’18 総整理・速解答練

街並み

勉強が進んでいない人ほど大事な直前期

年間を通してコツコツ勉強を進めるのを正攻法と位置づけるなら、直前期だけ詰め込んで一撃で合格を掴みとるのは奇襲です。

調査士試験の特徴として、書式は水物的な要素があります。毎年用意されている重要論点の取り違いや座標値の打ち間違いで大きく点数を落としてしまい、答練の成績優秀者でも不合格になるケースが多々有るのです。逆に言うと、これまで思ったような成績を上げられていない者にとっても十分にチャンスはあるわけです。
直前期の集中勉強だけで合格を勝ち取ることができたのなら、これほどお得な省エネ合格はありません。

1ヶ月半、死ぬ気で取り組む

年に1回しかない試験で一番やってはいけないのが、中途半端に努力することです。自分としてはそこそこ勉強しているつもりであっても、わずかに詰めが甘くて不合格。翌年もそこそこ勉強して・・・の繰り返し。こちらのほうがはるかに苦労も時間もお金もかかってしまいます。
0.5点差で落ちたとしても、惜しくもなんともありません。0.5点に何十人もひしめいているのですから。そもそも競争試験に惜しいなんてありません。落ちたものが甘かっただけです。

受験期間が長かったから実務でも役に立つというのは間違いです。電卓を叩く技術や綺麗に作図する技術なんて将来的にはなんの役にも立ちません。同じ時間を別の勉強に充てていたら、あなたはもっと早く優秀な調査士になり、お金を稼いで家族を幸せにし、社会にも貢献することができたはずです。一刻も早く合格したものが勝者なのです。

それではさっそく勉強を開始してください

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