試験中にペンを持ち替えるべき理由
試験時間(2時間30分)のうち、択一に消費する時間は大体30分程度です。したがって残りの2時間は書式問題に費やすことになりますが、そのうちかなりの時間はペンを握って問題を検討し解答することになります。そこで、使用するボールペンも場合によって使い分けることで有利に解答を進めましょう。今回は申請書や記述問題の解答を作成するためにおすすめのペンをご紹介します。
きれいに、速くなる!
ひとくちに書式と言っても、申請書、記述問題、土地、建物で求められる性能が異なります。場面に応じてペンを持ち替えて、きれいに・速く・心地よく解答しましょう。持ち替える時間は2、3秒のことなので、タイムロスと思わずに、積極的に持ち替えるべきです。
申請書や記述問題には速記性が求められる
申請書や記述問題の解答には、速乾性と書き心地に優れたペンを使うほうが有利です。いま発売されているもののなかで、最も速乾性に優れているのがぺんてるのエナージェルユーロ0.35mm ニードルポイントです。あまりなじみのないペンかも知れませんが、テレビの「お願い!ランキングGOLD 第1回最新文房具総選挙」で第8位(微妙な順位ですが)に選ばれた、知る人ぞ知るペンです。
長所:圧倒的に乾きやすく、美しい。かすれない
本試験は、毎年8月のいちばん蒸し暑い時期に行われます。汗ばんだ腕が触れて解答用紙を汚してしまわないためには、乾きやすさが非常に重要で、このペンをおすすめする一番の理由です。さらに、書き心地も万年筆のように、ほどよく滑らかで手が疲れず、かつ発色が良いです。キャップを締めず放っておいてもかすれないため、放置したままシャーペンで問題を検討できるのも利点です。
短所:インクの残量が全くわからない
持ち手が透明でないため、インクの残量が全くわかりません。使い込んだものを試験に持ち込むのは危険なので、本試験が近づいてきたら新しいものをおろして試し書きをしてから臨んだほうがいいでしょう。また、乾きやすさと表裏一体の関係なのですが、線を引くのに利用した場合、紙への吸収が早すぎて均一な線を引くのに少しコツが必要です。このような理由から、エナージェルユーロは文字の記述部分に特化して利用することをおすすめします。
ぺんてる ゲルインキボールペン エナージェル・ユーロ 0.35mm黒 5本 XBLN23-A
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