日建学院の択一過去問は手元に置いておきたい
調査士試験においては、択一のできが合否に大きく影響します。特に短期合格を目指すのであれば択一を得意科目にする必要があります。
択一の過去問については、過去の蓄積が多い東京法経の問題集を中心に学習することになりますが、本書は解説も詳しく手元に置いておくと何かと役立つ問題集です。宅建試験においても日建学院の択一問題集は評判がいいようですが、調査士試験においても非常に好感が持てる仕上がりになっています。主な特徴は以下のとおりです。
⇒ 知らないと損する。択一の「逃げ切り点」は合格への最短ルートだった
重要度表示がある
いままでありそうでなかった重要度表示がついています。特に難問奇問の判断がつかない初学者には非常に参考になります。
読みやすいフォント
本書では読みやすいフォント(メイリオフォント?)が使用されています。ストレス無く勉強に集中できるため、こういった細かいところは意外に重要です。
コラムで息抜き
適度に配置された講師のコラムで理解を深めながらちょっと息抜きできます。興味を持てば勉強のモチベーションも上がり好循環が生まれます
収録年数が少ないが解説は詳しい
限られた紙面のため過去8年分に限って掲載されています。ある意味重要なところだけにしぼった潔い決断とも言えますが、この本のみで本試験に臨むのは、未見の問題が多すぎます。詳しい解説に紙面が割かれている反動として、しかたないところはあります。東京法経の過去問題集と併用することで補いましょう。