必要となる場合
土地の書式問題では、少なくとも図面だけは完成させないと、合格ラインにのってこないと言われています。全ての座標を算出してから図面の作成に移るのが一番いいのですが、座標値を求める時間が足りなかったり、算出方法がわからない場合でも力技で図面を描く場合にコンパスを使用することがあります。
例えば既知点A、Bがあり、Aから3m、Bから4mの位置にある未知点Cを描きたい場合などです。図面をとりあえず完成させることで、おおよその位置が把握でき、それがヒントになって誤りに気づいたり、座標値が求められる場合だってあります。なんとしても図面だけは完成させましょう。
また、建物図面を作成する際に、敷地の形状を作図するために必要となる場合があります。どのようなものでもいいので必ず準備するようにしましょう。
精度を求めるならこれ
どれを買ってもさほど違いはないので小学生用のものでも十分です。本試験で使う可能性は低いし実務でつかうこともまずないので、お金をかけるなら一番後まわしでいいでしょう。それでもやはりより良いものが欲しいということでしたら、ステッドラーの製図用コンパス、シャーペンタイプ554 T04Hをおすすめします。芯がシャーペンなので、鉛筆タイプと違って削り具合を気にする必要がなく常に正確な細い線を描けます。0.3ミリの芯を使いましょう。
ステッドラー 554 T04H マルス・554 コンパスセット
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