おすすめ文房具:全円分度器

全円分度器 おすすめ文房具

直径12センチのものを使用する

全円分度器は、土地の記述問題で座標が出ずになんとしても作図しないといけない時に必要となる場合があります。取り扱い易い直径12センチのものを買いましょう。安価なものなので、買わない理由も特にないでしょう。

裏表やゼロ度の位置がわかりにくいので、ひと目で識別できるよう目印を入れるべきです。ゼロ度のところを赤の油性マジックなどで丸印で囲うと良いでしょう。

いまから買うならドラパス製

12センチの全円分度器は主にドラパス製のものとウチダ製のものがあります。土地家屋調査士を受験するにあたっては、どちらのものを使っても十分すぎる機能を持っています。私は両方所有していますが筆箱にはいっているのはドラパス製です(上の写真はウチダ製です。見た目はウチダ製のほうが職人の道具というかんじで格好いいので・・・。)。すでに持ってるのであれば買い換える必要はありませんが、いまから買うのであればどちらかというとドラパス製のほうをおすすめします。とはいえ安価なので、迷ったら両方買って納得の行くほうを利用するのもありでしょう。

目盛がシンプル

ドラパス製のものは目盛が単純で全体的にすっきりしています。特に分度器中心部は細い線のみで位置合わせがしやすく好印象です。

一方で、ウチダ製はより製図目的を追求して、非常に細かく目盛りが振ってあります。日頃から全円分度器を使っていれば様々な目盛を駆使できて便利なのでしょうが、年に数回しか使わない状況では持て余して大外の目盛りしか活用できない人のほうが多いのではないでしょうか。

土地家屋調査士の受験上は、角度がわかっている場合にそれを頼りに力技で作図するという目的で利用するのがほとんどです。したがって時計回りの目盛りさえあればよく、逆回転の目盛りを利用することはありません。

本試験前には確認を

使用頻度が低いため、答練などで急に使うことになった場合、意外と読み取り方がわからなくて焦ったりします。本試験前になったら念のため使い方を確認しておきましょう

道具は大事に使おう

使用頻度が低いので劣化することはあまりないと思いますが、硬質ビニール製のため、他の道具といっしょに持ち歩いているとスリキズが入る場合があります。傷だらけになって曇ってくると読み取りづらくなるので、道具は大事に使いましょう。子供のおもちゃとしてフリスビー代わりに使わせるなどもってのほかです。


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