データで明らかになる土地家屋調査士受験。択一が超重要である理由。

択一命 学習方法の検討

法務省発表の得点別員数表を分析してみた

毎年、本試験終了後に法務省のサイトにおいて択一、書式、総合得点の得点別員数表が発表されます。せっかくデータが公表されているので分析してみました。

法務省-土地家屋調査士試験

逃切り人数の比較で見る択一超重要の理由

平成26年度本試験の結果は下記のとおりでした。

総合合格点 74.5点
択一足切り 35.0点
書式足切り 30.0点

つまり74.5-35-30=9.5になり、択一と書式が足切りを超えている前提で、9.5点をさらに上積みする必要があります。この9.5点を全て択一からとった人(択一逃切り)と、全て書式からとった人(書式逃切り)の人数を拾い出すと次のようになります。

択一逃切り人数 375人
書式逃切り人数 105人

択一で足切りをクリアしたものだけが書式を採点されるという違いがありますが、択一で足切りにかかる人が書式で逃切り点をとれる可能性は非常に低いので考慮外としていいでしょう。

今年の合格者は407人でしたが、驚くべきことにほとんどの合格者が書式で逃切り点を下回っているということになります。つまり、ほとんどの合格者は択一での上積み点の恩恵で合格できているということです。択一で足切りギリギリだったとしたら、書式で巻き返して合格するのは非常に困難で、奇跡の生還と言っても過言ではないでしょう。

総合得点数が89.5以上の人は12人おり、仮にこの人達が全員択一50点満点だったとしても、書式で少なくとも39.5点以上とっているということになります。こんな成績優秀者を含んでの105人ですから、いかに書式で得点を積み上げることが難しいかを理解できるでしょう。

まとめ

足切り以上の得点を積み上げるのは択一のほうが圧倒的に簡単です。択一重視で逃げ切りを狙いましょう。足切りはクリアしているものの総合得点が足らずに不合格となった方は、択一の勉強不足を自覚すべきです。
書式の足切りをクリアする前提で話をしていますが、足切りをクリアするのは書式のほうが難しいので、答練等で自分の実力を確認しながらバランスを意識して勉強を進めましょう。

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