土地家屋調査士『新・最短合格講座』を使って短期合格を狙う方法

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おわってからわかる。「最短」であったこと。

受験専門校の講座名というのはよく考えられていて、『新・最短合格講座』はその名のとおり、最短で効率よく合格するために必要な物が全てそろった講座です。試験勉強中は無我夢中で教えられたことに必死についていくだけなので気づくことはありませんが、講義がすべて終わったときに必要なことを最短で提供してもらっていることに気づくことでしょう。

土地家屋調査士試験は図面や申請書の作成技術が問われる試験ですが、これは実際に自分の手で書いて練習するアウトプットの場が必要不可欠です。そしてこのアウトプットへの移行が遅くなればなるほど合格も遅くなるというところに特徴があります。そういう意味では、インプットを最短で済ませちゃおうという非常に理にかなった講座であると言えます。

『新・最短合格講座』は、基礎力養成編合格直結答練の2部構成となっています。基礎力養成編は、文字どおり合格のための基礎的学力を養う通信講座でメインとなる最短インプット講義です。

答練つきの総合コースを選ぶべき

基礎力養成編のみを受講することも可能ですが、東京法経学院の一番のメリットは評価の高い合格直結答練にあります。合格直結答練とは、答練(答案練習)と模試のアウトプット講座であり、毎年の出題傾向をふまえて問題が作成される業界最大規模の答練です。

基礎力養成編だけではインプットのみになってしまい、おいしいところを逃してしまうことになります。インプットだけではいつまでたって合格できないので、せっかく新・最短合格講座を受講するのであれば、アウトプットをお得に受講できる総合コースを選択しましょう。ここはケチるところではありません。

合格直結答練とは?

合格直結答練というのは、多くの受験生が受講するベストセレクト答練(7回)・実戦答練(12回)・全国公開模試(2回)の集合体です。

ベストセレクト答練は、択一10問、書式3問を3時間かけて解くアウトプット入門用の答練です。したがって他の答練と比べると問題も比較的やさしい傾向にあります。全7回ですが、最後の7回目は本試験形式の択一20問、書式2問を2時間半で解く形式となっています。

実戦答練は、文字どおり本試験さながらの実戦形式で、場なれしながら実力を養うための講座です。業界最大規模の答案練習会で、受験生の実力はその年の実戦答練や模試の出題履歴によって得手不得手が形成される傾向すらあります。つまり、実戦答練や模試で出題された論点を落とすとそれだけで命取りとなる可能性すらあります。
なお、実戦答練の後半部分の6回をとくに「総合模擬演習」という名称で呼ぶ場合もあります。答練はあとになればなるほどベテランの受験生たちも合流してきて人数が多くなり熱気が増してきます。彼らと合流して受講することで大きな刺激を受けて勉強も加速すると思われるので、答練は余程のことがない限り通学を選択しましょう。
土地家屋調査士2016 新・最短合格講座(東京法経学院)

『新・最短合格講座』と一緒に購入すべき教材

一緒に利用すべきなのが『申請マニュアル』『合格データベース』『地目認定』『建物認定』です。下記ページにて紹介しているので参考にしてください。

『申請マニュアル』

申請書の様式を登記の目的ごとに網羅的に記載した『申請マニュアル』は手元のないと困ることになります。合格後も役に立つので迷わず購入しましょう。
『申請マニュアル』の重要様式を抽出して勉強法を検討してみた

『新 調査士合格データベース』

『新 調査士合格データベース』は択一の問題を肢別に分解して分野ごとに並べ替えた問題集です。非常に評価が高く、択一の問題集はこちらをメインにして勉強をすすめることをおすすめします。
利用しない人は損している。『新 調査士合格データベース』は必携書

『地目認定』『建物認定』

『地目認定』『建物認定』は写真集です。択一はもちろん、書式においても論点としてよく出題されます。こちらも合格後にも使えるものなので先行投資と考えて購入しましょう。
合格後も手元に。『地目認定』『建物認定』

他校の教材には手を出さない

短期合格をめざすのであれば提示された最短ルートを突き進むことが重要です。他校の問題集はよく見えても、利用すると時間が必要になるので一切手を出さないようにしましょう。お金と時間をかけて遠回りする必要はありません。

通信だからこそ高速で繰り返し勉強できる

パソコンをお使いの場合は、PowerDVDなどのソフトを利用することにより、再生速度を上げて高速で勉強することをおすすめします。声の音程を変えずに再生速度だけを早めて講義を受けることが可能です。時間を節約し、余った時間でもう1回転するなど、通信の強みを活かして勉強しましょう。
土地家屋調査士2016 新・最短合格講座(東京法経学院)

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