独学で土地家屋調査士に合格するために最低限必要な費用を計算してみた

計算 調査士の概要

土地家屋調査士に独学で合格するための最低限必要な費用とは

独学で土地家屋調査士を目指すという人も多いと思います。独学で合格を目指す最大のメリットはコストを抑えることができるということです。

節約したお金は、将来の開業資金にまわすため・・、家計に負担をかけないために・・など資金面でのいろいろな事情もあると思います。

そこで、ここでは実際に独学の場合に、受験手数料や交通費なども込みでどれくらいの資金が必要になるのかを試算してみました。

いくら安くても、合格可能性が下がっては意味がありませんので、低コストでありながらも合格するために最適な教材を選択しています。
唯一の懸念は、本試験形式の経験を積む場が不足しがちなので、問題を解くスピードには特に注意をはらいましょう。
なお、書籍等の費用は平成28年6月時点のものです。

問題集・参考書・過去問・テキスト(東京法経)

基本テキスト

11,448円

調査士合格ノート1 上(新訂二版) 不動産登記法編
調査士合格ノート1 下(新訂二版) 不動産登記法編
新版 調査士合格ノート2 民法・調査士法編[改訂二版]


択一問題集

18,000円

新・調査士合格データベース(第八版)

利用しない人は損している。『新 調査士合格データベース』は土地家屋調査士短期合格の必携書

書式問題集

9,072円

新版 調査士書式過去問マスター1 <土地編>[第二版]
新版 調査士書式過去問マスター2 <建物・区分建物編>[第二版]


申請書対策

15,000円

不動産表示登記申請マニュアル〔改訂三版〕(東京法経学院)

『申請マニュアル』の重要様式を抽出して勉強法を検討してみた

六法

4,300円

調査士 受験必携六法

土地家屋調査士受験に特化された六法。『調査士受験必携六法』

地目認定・建物認定

0円
素晴らしい実務書なのでいずれは必要になると思いますが、とりあえず受験生の間は図書館で借りるという方法もあります。最寄りの図書館にない場合でも取り寄せてもらえる場合があるので図書館に問い合わせしてみましょう。購入する場合は約7200円+送料が必要です。

書式用教材

6,809円

縮尺定規 「すいすい君,すらすらチャン」
土地家屋調査士 書式練習用紙 A3判

書式用教材(東京法経)


関数電卓・文房具類

10,000円
関数電卓でコストパフォーマンスが高いのは、キヤノンのF-789SGです。

受験手数料

8,300円

全国公開模試(東京法経学院、2回)

16,500円
土地家屋調査士の全国公開模試が募集開始されました

交通費その他雑費

5,000円
全国公開模試2回と本試験のための交通費、受験申し込みの切手代などです。

結論:約10万円あれば戦える

合計:約105,000円
受験手数料や交通費、文房具類なども込みで10万円あれば独学で土地家屋調査士に合格できると試算されました。全国公開模試は省略できなくもないですが、最も費用対効果が高い実戦形式の模試であり、精度の高い順位表と添削、DVDもついてくるので受験することを強く推奨します。

独学の土地家屋調査士受験生がつまずきやすい壁として、関数電卓の使い方作図のしかたがありますが、本サイトで詳細に解説しているので是非参考にしてください。

問題集・参考書・過去問・テキスト(東京法経)

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