土地家屋調査士の全国公開模試が募集開始されました

全国公開模試 学習方法の検討

全国の各会場で実施される東京法経学院の公開模試が募集開始されました。これまで断片的に模試の取り組み方や位置づけを紹介してきましたが、ここで一度まとめておきましょう。

模試は5月と7月にある

5月は実力診断模試、7月は直前実戦模試の名前で2度実施されます。添削、順位表、解説DVDがついて16,500円と、非常にコストパフォーマンスに優れた模試なので、これまで東京法経の答練を受講していない方はぜひ受験してください。

模試で出された論点を落とすと致命傷になる

東京法経学院の全国公開模試は、土地家屋調査士受験界のスタンダードと言っていいほど多くの受験生が受講する模試です。全国公開模試で出題された論点を落とすと普段の成績優秀者でも致命傷になる可能性が高いので、必ず受講するようにしましょう。

受験生の性質は、その年の模試や答練の内容を色濃く反映します。例えば答練で閉合誤差の調整の問題が少なかった年においては、多くの受験生が閉合誤差の調整を苦手分野としてしまうようです。逆に何度も出題された分野については多くの受験生が得意とします。模試で出題される問題はとくにその影響が大きいので注意しましょう。

迷わず通学を選ぶ

僻地で通学できないなどの特別の事情がある場合をのぞき、迷わず通学を選択します。その理由は下記の3点です。

精度の高い順位が出る

東京法経の通学模試は一発勝負の本試験さながらの模試で受験生も多いので、非常に精度の高い順位表が出てきます。

本番形式の経験ができる

全国公開模試では、普段は答練を受講していない一般の受験生も多く参加します。そのため、本試験のような独特の緊張感を味わうことができます。場数を経験して本番に備えるのは大切なことです。

解答後すぐに復習できる

通信では解答締切後、しばらくしないと解説が送られてこないため、自分の解答があっているのかどうかわからないままとなってしまいます。解説が送られてきた後、問題内容を思い出しながら理解していく必要が有るため2度手間となってしまい効率がよくありません。その点、通学であれば、受験後にすぐ解答解説冊子とDVDが手に入るため、帰ってすぐに復習することができます。

5月の実力診断模試で高得点を取るために全力を注ぐ

当面は5月の実力診断模試で高得点を取るための勉強に集中しましょう。過去問やこれまで受けてきた答練を中心に、浅くでもいいのでとりあえず1回転して総復習する勉強を心がけます。ここで一度総復習することにより、模試で自分の弱点が明確になり、今後の知識の定着もスムーズになります。全く復習せずに本試験直前期を迎えると、答練の冊子の束を抱えて途方に暮れることになるでしょう。
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全国公開模試 + 答練6回 ⇒ 総合模擬答練

全国公開模試と、より実践的な答練とを組み合わせた総合模擬答練も併せて募集が開始されています。6回の答練は、これまでの答練とは異なって出題分野が特定されておらず、どこから出題されるのかわからない本番形式の答練です。答練の中でも一番多くの受験生が受講し、試験直前期でもあるので答練の中では一番重要度が高い答練でもあります。再受験生の方には総合模擬答練を受講することを強くおすすめします。
土地家屋調査士 総合模擬答練’16【全8回】(東京法経学院)

申し込みは早めに

通学を希望する場合の注意点として、会場には限りがあり定員になり次第、順次募集は締め切りになります。これまで募集されてきた合格直結答練や実戦答練の受験生は最初から受講することが決まっているため、思った以上に早く募集が打ち切られる場合があります。迷っているなら早めに申し込みを済ませましょう。
土地家屋調査士 全国公開模試’16(東京法経学院)

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